川崎市では、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めていくため「かわさきパラムーブメント」を展開しています。
川崎市文化財団ではその取り組みの一つとして、障がいのある人もない人も共に文化芸術活動に取り組むためのモデルとなる事業を公募し、審査を経て選ばれた5団体に委託実施しました。
各事業の内容・成果等は、以下のとおりです。
※なお、令和2年度パラアート推進公募型事業の公募は、4月上旬ごろに詳細の公開を予定しております。
●当事者による三色パステルアート普及活動及びパラアートによる地域交流事業
(委託先)公益財団法人 神奈川県社会復帰援護会
精神障害のある当事者が講師となり、応募のあった福祉施設等へ出向いて、誰もが簡単に個性溢れる絵を描くことができる三色パステルアートのワークショップを実施しました。
●音を絵にしてみよう!子どもたち&障がい児の為のジャズでアートチャレンジ教室
(委託先)一般社団法人 ピッカ
ジャズを楽しみながら開放的な創作活動ができるとともに、プロのアーティストによる講評も設けることで自信形成を目指す、賑やかな親子向けアートチャレンジ教室を開催しました。
●パラアート地域交流サロン推進人材育成事業
(委託先)一般社団法人 ソーシャル・アーティスト・ネットワーク
アート活動を通じて障がいの有無を超えた交流と相互理解を推進できる人材の育成を目指し、パラアートに関心のある若手演奏家や市民の方等を対象に連続講座等を開催しました。
●かわさきミュージックチャレンジ コンサート
(委託先)かわさきミュージックチャレンジ
障がいのある方の発表の場として、またプロの演奏を気兼ねなく楽しめる場として、演奏者と観客が障がいの特性を理解し合い、共に楽しめる音楽会を開催しました。
●こころに響く打楽器つくっちゃお!
(委託先)特定非営利活動法人 打楽器コンサートグループ・あしあと
打楽器に精通した演奏家たちが、応募のあった障害福祉施設へ出向いて、楽器づくりや演奏体験まで楽しめる工夫を凝らした演奏会を実施しました。