2019年12月3日に川崎駅北口通路直結の川崎駅前タワー・リバーク3階に、浮世絵を展示する「川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~」が新たに開館します。
展示されるのは、2016年の閉館まで約15年にわたって「川崎・砂子の里資料館」で展示・所蔵されていた4,000点に及ぶ浮世絵コレクションです。会期ごとに50~70点程を入れ替えながら展示します。
所在地 川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワー・リバーク3階
(JR川崎駅北口東より徒歩2分もしくは中央東口より徒歩3分、京急川崎駅より徒歩2分)
開館日 2019年12月3日(火)
休館日 月曜日、年末年始、展示替えの期間
開館時間 11時から18時30分まで
観覧料 500円(ただし高校生以下、障がい者とその介護者1名は無料)
[2019年12月3日~12月26日(前期)]
[2020年 1月7日~ 1月26日(後期)]
開館記念展は、斎藤文夫コレクションが誇る浮世絵作品から名品だけをセレクトし、版画約90点、肉筆画約15点の約105点を展示。菱川師宣、奥村政信、鈴木春信、喜多川歌麿など、浮世絵が誕生した17世紀後期から、錦絵と呼ばれる多色摺りの技法が確立する18世紀後期までの、浮世絵の歴史の前半を彩った作品の変遷をご覧いただきます。
[2020年2月1日~2月24日]
歌川広重の代表作である保永堂版(ほえいどうばん)「東海道五拾三次之内」の大判錦絵全55枚を一挙に展示します。
街道を行き交う様々な人々を、季節や時間、天候など多彩な手法で表現した作品をご堪能ください。
[2020年3月1日~4月19日](※会期中展示替えあり)
幕末から明治維新に変遷した時代を代表する浮世絵師である月岡芳年や河鍋暁斎、小林清親などの作品を展示し、幕末の日常の風景から明治の内戦、文明開化の様相など、浮世絵師が描き出した「江戸」から「東京」への移り変わりをご覧いただきます。
開館記念企画として、斎藤文夫コレクションから肉筆画約60点をアートガーデンかわさきで展示します。
開館から最長2週間の限定企画です。川崎浮世絵ギャラリーと合わせてご覧いただき、絵師固有の筆使いや色彩の多様性など、一作品一点の肉筆画ならではの魅力をご堪能ください。
第1回 会期 2019年12月3日(火)~12月8日(日)
第2回 会期 2019年12月10日(火)~12月15日(日)
会場 アートガーデンかわさき第1展示室
観覧料 無料(ただし、川崎浮世絵ギャラリーの当日観覧券が必要です)
※各展覧会の内容は今後変更となる可能性があります。